2007年バリ5日目(10/8) 前半戦
この日は車をチャーターしての観光です。
チャーターをお願いしたのは去年もお世話になったMONSさん。
1年ぶりに会った経営者のタジさんは、遠くからみると現地の人より現地ぽくなってました。
陽灼けしたなぁ。
髪伸びてるぅ。
1年以上切ってないとか言ってましたが、伸ばすとウザくないんだろうか。
去年は一緒に回ってくれましたが、今年は挨拶に来てくださっただけのようです。(´・ω・`)ショボーン
今年のドライバー兼ガイドさんはマロットさん。
きびきびして、日本語ガイドの資格があるだけあって日本語ジョーズ!
笑顔がとってもチャーミングな自称38歳。いや若く見えるって意味よ?
さて見覚えのある赤い車に、今年は4人で乗り込んでホテルを出発です。
最初の目的地はバロンダンス鑑賞。
思ってたより遠くなく、わりと都会(DFSのロータリーからデンパサールへ向かう道へ入ってすぐ)の場所でした。
席に着く前に踊り子さんと記念撮影が強制的に行われます。
ご想像のとおり、帰るときにはその写真が皿になって売られていました。
というか、あまりいい商売じゃないと思うよ、皿はさァ。
50%の粗利でも半分の人が買ってトントンじゃないか。
ただの写真ならまだ買ったかもしれないのに。
というか、世の中に自分の顔の絵皿が存在してるのがヤダ
バロンダンス自体はバリ舞踏を見たことないので興味深く拝見しました。
善と悪の終わりのない戦いを表現する踊りのはずですが、さすがにお金を取って興行してるだけあって、パフォーマンスに富んだ踊りです。……てか劇。
死神の生贄になる運命だったサデワ王子。
女王はそれを悲しみますが、死神の呪いにより心変わりをし、王子を生贄にするよう命じます。
女王の召使い2人は大層悲しみ、首相に助けを求めるのですが、首相もまた死神により変心し、とうとう王子は生贄とされるため木に縛られてしまいます。
それを哀れんだシヴァ神によって王子は不死身となり、負けを悟った死神は王子に殺してくれるように頼みます。
死神の死後その弟子は、自分も同じように殺して欲しいと王子に頼むのですが、王子は断ります。
怒った弟子は次々と動物に変身して王子に挑みますが、ことごとく敗退。
とうとう最後の力で悪神ランダへと変身し、王子と戦います。
ランダに勝てないと悟った王子は、神に祈り自分は善神バロンへと変身します。
バロンとランダの力は互角。
それゆえに戦いは果てしなく続くのでありました。
こんなお話。
「バリでは良い神様にも悪い神様にもお供えをします。
それはバリが悪神を信仰しているためではありません。
良いこと、悪いこと。どちらも均等にバランスを保とうというのがバリの考えです。
バランス。大事です」
マロさんの解説の言葉。わかりやすいですね。
バロンダンスはそのバランスの精神を具現したものなのです。

バリではあちこちにお供えがしてあります。高いところにも汚いところにも道路にも。
良い神様には感謝を示してお供えを。
そして悪い神様にもお供えをして「悪いことをしないでください」とお願いしているのですね。
このお供え(チャナン)は、車の中にも大抵飾ってあります。
道路においてあるものなどは、蹴飛ばされたりなどして悲惨な結果になるんですが、それでもいいんだそうです。
お供えをしたその心が大事なんだとか。
さてダンス鑑賞の次は去年も行ったバティック工場へ。
マロさんの運転テクニックが冴え渡る裏道を駆使して早々と到着。


バティックはろうけつ染め、イカットは織物ですね。
機械化されているのは安く求められます。手書き、手織りはもちろん高いです。
去年大人買いをしていた黒樽さんの希望で来たのですが、本人は何も買わず。
私は母用のランチョンマットと、枕カバーに使うためにテーブルセンターを1枚。
や、だって。枕カバーないんだもの。
「ピローケースは?」って聞くと「これ」って指さしたの、どうみてもクッションカバーだったんだもの(´_ゝ`)
昨年買ったベッドカバーが茶系だったので枕カバーは赤系にしました。
枕に巻き巻き。
結構いいですよ。外すのも楽だし。
バティック工場からは一路テガラランを目指します。
モンスさんにはあらかじめ行きたい場所をピックアップして、昼食はウブドかテガラランでと言ってあったのです。
なのでお昼までにテガラランに連れて行こうとマロさん頑張ってくれてました。
おかげでほどなくテガラランのテラスパティへ到着。
テガラランは物売りがすごくて、手が触れると買わされちゃったりする恐ろしい場所だと聞いていましたが、マロさんのおかげか、声はかけるものの囲まれたりとかはありませんでした。
(でもマロさんからは注意してねと前もっていわれました)
「テガラランのカフェといえばカンプンカフェが有名ですが、眺めはこちらのほうがいいんですよ」とマロさん。
ええ、ええ、存じてますとも。
ここのカフェはガゼボ(東屋)とテーブル席の2種類あって、眺めの良いのは断然ガゼボなんですが、2つしかありません。
その2つのガゼボのうち1つに案内されました。
目の前には緑のパノラマ!

ちょうど稲が青々としていて、いい具合。
バリでは三期作くらいできちゃうので、たまに刈り取ったあとのテガラランとかを見るハメになるらしいですが、今回はちょうどいい時期だったみたいです。
ガイドさんはみなそうなのかもしれませんが、マロさんは私たちが注文を終えて、ウェイターが去るまで傍にいてくれます。
オーダーを補助してくれてるのですね。
そして過不足ないか確認してから、下がっていかれます。
当たり前のことのようですが、バリってあんまり当たり前でないことが多いので感心しちゃいました。
まー、でもガイドさんでも平気で煙草を吸うというのは(車内ではもちろん吸いません)やっぱりバリならでは、ですね。
でも美味しそうに一服するのよね、マロさんが。
ホントに「おいしいですよ」と言ってたけど。
さてオーダーしたのは、のんべさんたちはもちろんビンタンで、飲めない人たちはスイカジュース。

食事はナシゴレンとミーゴレンを。
定番だけど、当たり外れないし。好きだし。


付け合わせのアヤムゴレンがバリうま!でございました。
食事が終わったところで、また物売りさんたちの勧誘を振り切り、今度はキンタマーニ高原へ。
大抵のツアーではキンタマーニ観光が入っていると展望の良いレストランで食事……というのがフツウなんですが、キンタマーニのカフェはブッフェ形式でお高い&美味しくないとの評判だったので、私たちは通り過ぎるだけです(´_ゝ`)
天気はあいにく曇り空。
でもきっとキンタマーニ着けば晴れるさ!
摩周湖だって晴れちゃったんだぜ~私!
と根拠のない自信を見せながら、期待に胸をふくらませます。
ところが、標高1717mのバトゥール山へ向かう途中、いきなりの検問。
おまわりさんが2人道路の両側に立って車を止めまくり。
いったいなにが!
バリ名物の公然ワイロでございました(´Д`;)
ええ、このおまわりさんたちは観光目的の車を止めては、お金を
お金上げないといちゃもんつけて高い罰金をつけられちゃいますので、みんな仕方なく払います。
高額じゃないけどね。
そんなお国柄なので、しょーがないねー、みたいな。
実際袖の下次第でどうとでもなることも多いわけでして、日本じゃ考えられないけど通り過ぎるだけの私たちにはプラスの面があることも事実として受け止めるしかありません。
検問はマロさんがささっと降りて、ささっとガイド証と免許証を提示して、ささっと袖の下を握らせて、何事もなく終わりました。……下りでももちろん同じことをやりました。orz
そしてぐんぐん峠を登っていくうちにポツリポツリと雨まで。
これはだめかも。
と、諦めかけていたら……
キンタマーニに着いたら晴れちゃいました゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*
キンタマーニでもやっぱりお金を払います。
そのお金がどういう権限で集められているのか、どういう用途で使われるのか全くわかりませんが、とにかくキンタマーニという地点を通過するだけでお金を払います。
乗車している観光客分です。いくらかは忘れちゃいました。
お高い展望レストランを尻目に、ぐるっと高原を回って、私たちは車窓から見える景色に歓声を上げていました。
だって通り過ぎるだけですから。
ここも降りたら最後、ものすごい数の物売りさんたちに囲まれて悲惨な目に遭いかねません。
それを避けるにはバカ高いレストランで食事しながら眺望を楽しむしかないのです。
……よくできたシステムだよね(´・ω・`)
だから通り過ぎるだけの景色に満足していたんですが、マロさんは急に路肩に車を止めました。
潰れたレストランの廃墟の前です。
なになに?
と思っていたら、ここなら物売りいないし、景色もいいから降りても大丈夫だよ、と。
降りて景色を楽しむなんて諦めていたのでもう大喜び。
本当に物売り1人いません。
さすがガイド!
よくご存じ。
場所は確かにロマンティックじゃないけど。
でも眺望は展望レストランと変わんないぜー!!

記念撮影をマロさんにお願いしたりしながら景色を満喫。
マロさんの説明を拝聴しながら、いつかバトゥール湖をもっと近くでみてみたいと思いました。
麓には温泉もあるそうです。
(2007年バリ5日目(10/8) 後半戦へ続く)
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